子供の教育ならびに教え方

お子さんの教育において倫理や道徳は勿論のこと、勉学において大半のご家庭が、子供に対して勤勉を取らせたいと考えているかと思います。
しかし勤勉を取らせ娯楽を限りなく制限するなどして、縛り付けると、いくら将来のためだと理由を述べたところでお子さんは常に心の奥底で不満が溜まっていきます。
将来的にはご両親の方々に感謝をし、同じ様に自分の子供に対しても勤勉を取らせるという様な形になるのも予想できます。
しかしお子さんによっては制限されていたものが一人立ちをきっかけに暴走し、子供の玩具を集めたり、好き放題してお子さんの将来の不安定化が危惧されます。
今日において子供だけでなく大人も含め、我々の社会は静かな競争を繰り返しています。
競争は人の向上心に繋がり、発展の条件でもあると考えられますが、同時に人を見下し蔑む感情の発達にも繋がります。
子供の教育の仕方一つで社会が大きく変わると言っても過言では無いと私は考えます。
子供に勤勉を取らせることによって社会の発展やお子さん自身の家庭を築くお金を稼ぐだけでは見下しや差別といった非人道的行為はなくなりません。
私達大人が、今現在人を見下し蔑む行為をお子さんにさせて良い訳がありません。
お金を稼いでも人間性が駄目では良い大人にはなれません。
人間性を養うためにも適度な勉学と適度な娯楽を与えお子さんに対して強い束縛をするような教育や将来のためという教え方は見直すべきです。